コロナ禍でマスクが必須アイテムとなった現在、肌トラブルに悩む人が増えている。「『肌がキレイですね』とよく言われます」と話す金清奎氏も、かつては肌トラブルで悩んでいた一人だ。
同氏は過去に顔面神経麻痺と帯状疱疹を発症したことがあり、医者からは「ここまでやってもダメなら仕方ない」と言われたこともあるのだとか。そんな状態から美肌と呼ばれるまでに肌が克服した背景には、美容成分「ラクトフェリン」の存在がある。
今回は金氏を招いて、起業に至った理由と美容液「LactDerm」の詳細をお伺いした。
医師も匙を投げるほどだった金氏の肌を変えてくれた「ラクトフェリン」
必要最低限のお手入れはするものの、美容への関心はなかった
—【聞き手:松嶋、以下:松嶋】初めに自己紹介をお願いいたします。
—【話し手:金清奎氏、以下:金】株式会社 MARTIN STONEの代表取締役をしている金と申します。私の会社では、健康的な肌へ導く美容液「LactDerm(ラクトダーム)」を販売しております。
─【松嶋】社名が印象的ですね。

─【金】ありがとうございます。実は会社のロゴが青い鳥で、社名の「MARTIN」はイワツバメを意味しています。イワツバメは民家や崖など、どのような場所でも巣を作れる鳥なんですよ。自社商品の「LactDerm(ラクトダーム)」はどんな人にも対応できる美容液だと思っておりますので、社名に「MARTIN」と名付けました。社名後半の「STONE」は、「磨かれた石の表面のようにツルツルとした肌」をイメージしています。
─【松嶋】なるほど。事業についてもお話いただけますか。
─【金】自社商品として販売しているのは、多くの機能を持つラクトフェリシンを改良したラクトフォリンという成分を配合した美容液です。そのほか、健康食品や水、快適な睡眠をサポートするグッズの販売代理も行っています。つまりは、体質改善及び肌トラブルを解決するまでの総合的なソリューションを提供している会社です。
─【松嶋】金さんは、もともと美容に関心があったのですか?
─【金】いいえ。特に関心はなかったですね。清潔感を保つことを意識するくらいで、スキンケアやボディメンテナンスなどは行っていませんでした。
「世に広めたい」の一心で、販売中止となった商品を販売するため起業
─【松嶋】金さんが美容に関心を持った理由はなんだったのでしょうか。
─【金】起業する前は証券会社で営業をしていて、仕事のストレスなどが原因で肌トラブルに見舞われたことがきっかけですね。7年間ほど務めた中で、辞める直前には労働環境も改善されていたのですが、2~3年目まではとても厳しくて……。毎日朝7時に出社し、夜は20時ぐらいまで働いた後に飲み会や接待に行くといったスケジュールでした。もともと体育会系出身で体力には自信があったのですが、精神的にも体力的にもキツイ日々でしたね。
仕事は忙しかったものの、プライベートでは当時お付き合いしていた女性にプロポーズをして、結婚に向けて準備を進めていました。ただ、プロポーズをしたのとほぼ同時期に、彼女が家族の都合で実家がある関西に戻ることになったのです。その上、彼女のご両親には結婚を反対されていたため、説得するのも大変でした。なんとか認めてもらいたい一心で、当時住んでいた群馬と関西を何度も往復し、半年ほどしてから結婚を認めてもらうことができました。
結婚が決まった時は本当に嬉しかったです。とはいえ仕事は変わらず忙しかったですし、毎週末関西に通っていたため、休む暇がなく。疲労とストレスからかパニック障害を発症した上、顔面神経麻痺と帯状疱疹にかかってしまいました。
─【松嶋】今の金さんからは想像ができないですね。
─【金】彼女をはじめ周囲の方のサポートもあり、パニック障害はなんとか治りましたが、肌だけは一向に荒れたままでしたね。皮膚科やヒーリング、整体にも通い、トータルで数百万ほど使ったと思います。しかし、医師からは「ここまでやって駄目なら、仕方ないかもしれないですね」と言われてしまいました。
半ば諦めかけていた時、知り合いが「今開発している成分がとても良いもので、君の肌も改善できるかもしれないから、試しに使ってみる?」と、まだ販売されていない試作品をくれたんですよ。実際に使ってみると、2ヶ月くらいで「キレイになってきたな」という実感がありました。半年も経つと、赤いプツプツだらけだった肌がツルツルになったんです。
─【松嶋】効果を実感されたのですね。そこから商品を販売する側になるには、どのようなきっかけがあったのでしょうか。
─【金】商品が販売されたら真っ先に購入するつもりだったのですが、サンプルをくれた知人から「会社の都合もあり、コロナ禍で発売が中止になってしまった」という連絡があったのです。「それなら私がなんとかする!」と意を決して起業しました。
─【松嶋】証券会社にお勤めされていて給料も良かったのではないかと思うのですが、起業する際に迷いはありませんでしたか?
─【金】証券会社の営業はとても楽しくて、やりがいのある仕事でした。辛いこともありましたが、お給料もかなりいただいていましたしね。とはいえ、起業することに迷いはありませんでした。
私は美容液を使用したことで肌トラブルが解消し、人生が変わりました。「こんなにいい商品があって、たくさんの人の悩みを解消できるかもしれないのに、世の中に出ることなく終わらせてはいけない」と思った。この商品を販売し、広めることに自分の価値があるのではないかと思ったのです。
最終目標は「コンプレックスを克服し自分に自信を持ってもらう」こと
外的要因にアプローチし、肌表面を整える
─【松嶋】肌トラブルにはさまざまな原因がありますよね。
─【金】おっしゃる通りです。肌トラブルが発生する原因には、大きく分けて外的要因と内的要因の2種類があります。例えば「ストレスが溜まると肌が荒れやすくなる」という方も少なくないのではないでしょうか。腸内環境が悪いと肌トラブルが発生しやすいとも言われていて、美肌を目指して腸内環境を整えようと腸活している方もいらっしゃいますよね。
─【松嶋】なるほど。外的要因にはどのようなものがあるのでしょうか。
─【金】最近はマスクで肌が荒れるという声もよく聞きますね。そのほか日焼け止めを塗らずに紫外線を浴びてしまうと、シミやシワなどに繋がるとも言われています。また、洗顔やクレンジング時に擦りすぎて赤くなってしまうなんてことも。どれだけ精神面や健康面の状態がよかったとしても、肌表面で菌が繁殖したり、傷ができてしまったりすると、トラブルに繋がりやすくなります。
─【松嶋】外的要因の方が、肌への影響は強いのでしょうか?
─【金】いいえ。肌トラブルは内的要因の影響が6〜8割ほどだと言われているそうです。ただ、内面を整えるのには時間がかかりますし、忙しい現代人が生活習慣を急に変えるのは難しい。
美容液なら手軽に使用できるため、結果として多くの方を肌トラブルから救うことができるのではないかと思うのです。
“何かを乗り越えた経験”は、自分の糧となる
─【松嶋】「LactDerm」で提供できる最大の価値は、どういったところにあると思いますか。
─【金】弊社のミッションは肌トラブルを解決に導くことなのですが、一番大切にしているのは、自分に自信を持ってもらうことです。
私自身、過去に肌トラブルで悩んでいた際は自信をなくしてしまい、人と話すのも億劫になっていました。営業職は人とのコミュニケーションが何より大切ですが、人目を気にしてしまい上手く話せなくなっていたのです。当然、仕事のパフォーマンスも落ちてしまいました。
─【松嶋】肌トラブルの経験がない人からしてみると「そんなに気にすることなの?」と思うかもしれませんが、悩んでいる人にしてみれば、人生を左右する問題にもなり得るんですよね。
─【金】はい。実際に一時は退職を考えたこともあります。自信がない状態だと消極的にもなってしまうし、人付き合いを避けるようになる可能性もあるんですよね。
私自身は肌トラブルを克服したことで、自分に自信を持つことができましたし、自然とポジティブな思考に変わりました。肌以外のことでも良いと思うのですが、“何かを克服した経験”は、大きな自信に繋がると思うのです。
私が「LactDerm」の販売に力を入れているのは、かつての私と同じような悩みを持っている人のサポートをしたいと思ったからなんですよ。
─【松嶋】実体験がある人のサポートは心強いですよね。「LactDerm」を販売する上で、何か気をつけているポイントはありますか。
─【金】“安心安全に使える”というところですね。現状では美容原料を韓国から仕入れているのですが、基本的には全て日本国内で製造しています。
また、「LactDerm」に含まれているラクトフォリンのもととなるラクトフェリシンは、ラクトフェリンという成分から生成されます。ラクトフェリンは哺乳類の母乳に含まれる成分で、乳児が飲めるほどの安全性があるものですので、大人でも安心して使用できると言われているのですよ。
いい菌を増やし、悪い菌を減らしてくれる「LactDerm」の魅力
ラクトフェリンの数十~数百倍の抗菌性がある「ラクトフェリシン」を改良
─【松嶋】「LactDerm」について、改めて詳細をお話いただけますか。

─【金】ラクトフォリンを配合した美容液です。ラクトフォリンとは、抗菌活性や抗酸化活性、抗炎症活性など、多くの機能を持つラクトフェリシンを改良したものですね。
そして、前述の通り、ラクトフェリシンはラクトフェリンから誕生したものだと言われています。ラクトフェリンはサプリメントとしても販売されているため、ご存知の方も多いかもしれませんね。
ただ、ラクトフェリンからラクトフェリシンがどのように生成されるかは、まだ解明されていません。非常に希少な成分であるため、どうしても原価が高くなってしまう点はデメリットでもあります。できるだけ多くの方に手にしていただきたいですし、今後は価格の調整をできるように努力していきたいですね。
─【松嶋】誕生のメカニズムが解明されていないということは、ラクトフェリシンを化学的につくることはできないのですね。
─【金】おっしゃる通りです。原価が高くなってしまう背景には、そういった点も影響しているのかもしれません。
そもそも、ラクトフェリンも希少性が高いものなんです。ラクトフェリンがどのような成分なのかというと、「人間にとっていい菌を増やし、悪い菌は減らしてくれる」ものです。例えば乳児が母乳を飲む時、乳房に菌がついていないとは限りません。乳児の口周りにも菌がついている可能性がありますし、それらがお腹の中に入ってしまうと、腸内環境が悪化し、病気になってしまうかもしれません。
そこで活躍するのがラクトフェリンです。乳児の体内にはいることで「いい菌を増やし、悪い菌を減らす」役割を担っているのではないかと考えられているんですよ。
─【松嶋】ラクトフェリンとラクトフェリシンには、何か違いがあるのでしょうか。
─【金】ラクトフェリシンは、ラクトフェリンの数十~数百倍の抗菌性があると言われています。そのため、ラクトフェリシンを使用すると、アトピー性皮膚炎の原因となり得ると言われている黄色ブドウ球菌などの悪玉菌を抑制できると考えられるのです。
─【松嶋】悪い影響を及ぼす可能性のある皮膚常在菌を抑制する働きがあるのですね。使い方としては、どのような順番でつけるものなのですか。
─【金】導入美容液としてつけていただくことを想定しています。洗顔後に「LactDerm」をつけて、その後に化粧水や乳液、クリームをつけていただくといった流れですね。
なぜ一番最初につけるのかというと、油分と混ざることでラクトフォリンの動きが悪くなってしまう可能性があるからです。
また、「LactDerm」には保湿成分があまり入っていません。私は「LactDerm」1本のみでスキンケアしていますが、乾燥が気になる方は最後に美容液やクリームなどで蓋をしていただいた方が良いと思います。
─【松嶋】人によっては「LactDerm」のみでも充分だと。先ほど原価の関係で価格が高いとおっしゃっていましたが、他の商品を使用しなくてよくなるのであれば、トータルで見た時のコストパフォーマンスは良さそうですね。
─【金】そうおっしゃっていただけると嬉しいですね。
長年の悩みを解消できたユーザーがリピーターに
─【松嶋】「LactDerm」のユーザーには、どのような方がいらっしゃるのでしょうか。
─【金】「赤み」や「ニキビ」、「乾燥」などに悩んでいる方が多いですね。フケに悩まれている50代の男性にもご利用いただいています。
─【松嶋】男女に関係なく使われているのですね。
─【金】はい。一番印象的だったのは、掌蹠膿疱症に悩んでいたお客様ですね。掌蹠膿疱症とは、ウミが溜まった水ぶくれが手の平や足の裏にできる病気だそうです。1本を使い切った後に、3本まとめて購入してくださったんですよ。
─【松嶋】3本まとめ買いはすごいですね!
─【金】お役に立てたのだと思うと、とても嬉しかったです。
全ての人に効果のある万能製品はこの世にないと思いますが、「LactDerm」をリピートしてくださる方が増える度に、この商品をもっと広めていかなくてはいけないなと思いますね。
“愛されるブランド”を創るため、試行錯誤を続けていく
美容の正しい知識を広めるため、情報発信にも注力
─【松嶋】今後の展開について、お話いただけますか。
─【金】購入いただいたあと、お客様同士がコミュニケーションを取れるようなコミュニティを作るのも良さそうだなと考えています。
また、今後はより発信に注力していきたいですね。さまざまな情報があふれている中で、美肌メソッドとして語られているものが、反対に肌トラブルのもとになっているなんてケースも珍しくありません。肌トラブルの原因や改善の方法などについても、正しい知識を広めていきたいと思っています。
─【松嶋】「LactDerm」自体の展開について考えられているものはありますか。
─【金】現在はシンプルなパッケージですが、包装を開けた瞬間にワクワクするようなデザインに変えていきたいなと考えています。プレゼント仕様にするのも良さそうだなと。
美容液としての価値は確かなものだと自信を持っていますので、付加価値をつけて商品をアピールしていきたいです。商品込みで愛していただけるような、そんなブランドに成長させたいですね。
コンプレックスを解消し、前向きな人生に変えていく
─【松嶋】最後に読者へメッセージをいただいてもよろしいでしょうか。

─【金】かつての私もそうだったように、コンプレックスを抱えていると、そこにばかり目を向けてしまいがちです。そうすると、前向きな気持ちになりにくく、何をするにも動けなくなってしまうかもしれません。
例えば肌に自信がないのであれば、「LactDerm」がお役に立てるかもしれない。肌トラブルを抱えていらっしゃる方は、医師と相談の上で一度使ってみることを検討していただけると幸いです。
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ほんとあの時なかなか治らなかったものが、ラクトダームに助けてもらいました。きんちゃん本当にありがとうございます!!
ご縁に感謝です。